cheekob's diary

元・ゲロ高学歴ニート「ちーこぶ」のブログ。あとノンケだけど女もいける、元レズビアン風俗嬢です。

皆既月食。地球の影に隠れて、私も気持ち隠したまま。

こんにちは。

元・ゲロ高学歴ニートこと、ちーこぶです。

 

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このシリーズ、いつまで続くんだろう。ご覧いただいていらっしゃる方、本当にありがとうございます!年下くんに対する私の独り相撲シリーズです。苦笑

 

前回、

の続きです。

 

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申し訳ない気持ちと自分がスッキリしたい気持ちが先行した私は、夜、22時過ぎて年下くんに電話を入れる。

 

プルルルルルル…プルルルルルル…

 

長いコール音。

 

…出ない。

 

そりゃ、出ないか。

少し居た堪れない気持ちになって、電話を切ろうとボタンを手にかけた時。

 

ガチャ!

 

年下くん「…も゛しもしッ!」

寝起きのようなくぐもった掠れ声が私のガラケーから漏れ聞こえる。

ちーこぶ「…こんばんは、ちーこぶです…」

年下くん「ぢょど、待って、い゛ま準備する゛!」

 

何やらガチャガチャとやっている音が聞こえる。

そのまま大人しく、年下くんの準備が整うのを待っていた。電話繋がってよかった、と待っている間にホッと安堵する自分がいた。

 

年下くん「お待たせ」

ちーこぶ「…メール送りました。見た?」

年下くん「ごめん、寝てたから見てないや」

ちーこぶ「あ、良いんです…今日ずっと元気なかったね。この前の電話のせいかな、ごめんね…」

年下くん「いや、俺の方がごめんなさい…。今メール見る。」

 

年下くんがメールをざっと読んでいる。

私が送った内容は、下記のような感じ。前回のコピペします。

「お仕事お疲れ様でした。…今日ずっと元気なかったね。私のせいですか?すいません。私が言うのも変なんですが、今日の年下くん、見てられなかったよ。もしかして私、すごく傷つけたの?

本当にすみませんでした。少し話がしたいな。あとで電話するね。出たくなかったら無視して大丈夫ですよ。」

 

年下くん「別に…傷ついてはないよ。ただ、『この人、今日ずっと怒ってんだろうなと思った。適切なコミュニケーションとれない人とは話せないな』って思った。」

 

その返答を聞いて、私は少し拍子抜けした。何だ、私がまた勘違いしてたんだ、お門違いもいいところって。私、自分が年下くんのこと傷つけたんだと思ってたけど、あそ、傷ついてなかったのね、落ち込んでた訳でもなくて、どちらかといえば私の感情的な態度に嫌気がさしていたのかな、言葉のニュアンスはそんな感じだった。

 

ちーこぶ「何それ。でも私の方は仕事の時はきちんとしてたでしょう。ちゃんと業務内容の件で話しかけたし、公私混同してなかったよ。ずっと元気なかったのは年下くんの方でしょう?」

年下くん「だって、ちーこぶさん、態度に出ないように明るさとか装うのは得意じゃん。でも内心すごく怒ってるんだろうな、って思ってた。俺はそんなポーカーフェイスとかできないから、すぐ態度に出ちゃうもん。ごめんなさいね、公私混同するガキんちょで。」

 

なんだかんだで、私のことよくわかってるんだな、と思った。そうだね、外面を装うのは得意だね。でも、もう怒ってはいなかったんだけど。年下くんが物凄くテンションが低かったから、むしろ心配してたし。

 

年下くん「この前電話した時、ちーこぶさんめっちゃ怒ってた…電話しながら、『あーこの人今絶対に電話の【切】ボタンに指をかけたまま電話に出てるんだろうな』って思ってた。いつでも電話切れるようにセットしてるな…って」

ちーこぶ「何それ、そんなことはしてない。でも、左手で携帯持って、右手にペンを持ちながら『ふざけんなクソガキ』って日記帳に書きなぐってたよ。」

 

失笑する年下くん。ちょっと言い過ぎたかな…。

 

年下くん「この前、本当にごめん。もうできない約束はしないことにした」

 

…嗚呼!違う、違うよ、違うんだ、年下くん(涙目)。そういうことじゃない…

私が怒ったのはね、君が約束を反故にしたからではなく、約束を反故にした理由が「どうせそっちへ行っても元彼に会えないから」という意志に立脚してるからなんだよ!此の期に及んでやっぱり君にとっては元彼の方が大事なんだね、と。

つまり早い話が、私は君の元彼に嫉妬したんだよ。(私彼女でもないのにね)

 

あの日、研修で発表を間近に控えて心臓ばくばくの私、でもこれが終われば年下くんに会える、電車で3時間の距離お迎えに来てもらえるんだと思うと、大人気なく嬉しくて頑張ろうと意を決したあの瞬間、君は『元彼に会えないからそっち行くのやめるわ〜』と、大事な発表前の私にふざけた絵文字付きのメールを1本を送りつけると、いとも簡単に私を奈落の底へ突き落としてしまった。

無邪気な君の無作為なメール、ものすごく傷ついたよ…でも、どんな気分だったか、君は知る由もないんでしょう。

 

でも。

 

それは言わなかった。

言えなかった。本音は隠したまま。

 

 

代わりに変な御託をたくさん並べた。

前日の深夜に電話入れるなんて非常識、私早めに寝てたのに何よ、とか、次の日、発表を間近に控えてナイーブになってる時に、あんな軽々しい約束反故メール送りつけられて本当に腹たった、とか。的外れとまではいかないけど、全然真意をついていない理由を並べ立てて、はぐらかせばはぐらかすほど、すごく虚しい気分になった。

そんなこと言うために電話したんじゃないのに…

 

ちーこぶ「…もう怒ってないよ。」

 

それは本当だった。

 

年下くん「そんなのわからないじゃん。」

ちーこぶ「だって、本当に怒ってたら、私自分から連絡なんて絶対によこさないですよ?その証拠にこの前、本当にうんざりしたから、メールの返信を全くしなかったでしょ、真剣に怒ると私は無視して距離を置こうとするタイプです。」

年下くん「ふーん、そう?俺だったら怒ってたら自分から怒りの電話入れる。◯◯(元彼の名前)にも怒った時は『バカ』って言いに電話入れたし。

 

…また、元彼ですか。私は複雑な気分になる。

この子、どういうつもりで元彼の話を私にこのタイミングで言及するんだろう?本当に私のこと、なんとも思ってないんだな。凄く、凄く悲しい気分になる。

なんだ、愛想尽かせたとか言ってるけど、結局私まだ全然好きなんじゃん。哀れだ。非常に憐れ極まりない。ま、自分から電話入れてるあたり、もう救いようがないですかね。

 

年下くん「あ、ごめーん。電話一旦切るね、待ってて。」

ちーこぶ「あ、うん…」

 

かけ放題ではない私のガラケー事情を知ってる年下くんは、気を使っていつも年下くんの方から連絡をくれる。なんだかんだで、君はいつも優しい。ため息が出るくらい。

電話のコール音が鳴る。すぐに出る。

 

年下くん「ね、今日皆既月食の日だよ?」

ちーこぶ「え、そうなんですか?」

年下くん「テレビ見ないから知らないんでしょ。ほら今きっと綺麗なはずだよ。外出てみて?」

ちーこぶ「えー寒いですよ〜。」

年下くん「いいから、いいから、ほらほら。」

 

電話で促されるままに、ベッドからもぞもぞと出て、コートを羽織ってマフラーを首に巻く。私の部屋の目の前は広い庭がある。窓を開けて寒空に飛び出した。

 

ちーこぶ「どこですか〜?お部屋が南向きだから南の空なら確認できそう…」

年下くん「南とか北とかわかんないよ、でもほら、上うえ、上見て!」

 

凍える真冬の庭で、真上の空を見上げた。雲の影間に、仄暗く、けれど柔らかくほんのり赤銅色に染まった満月が見えた。

 

ちーこぶ「見えました…」

年下くん「綺麗だねー」

 

ふと、ものごっつ小っ恥ずかしい気持ちになった。左手に持つ携帯から聞こえる年下くんの声。場所は離れども、見上げた夜空に同じ月を見ている。地球の影に隠れた月と、言い訳がましい屁理屈に隠したままの自分の本音。月は綺麗だけど、私は何だか惨めだ。何やってんだ、あたし。

身体が冷えるからと、適当な理由をでっち上げてそそくさと部屋に戻る。色気のないちーこぶ。

 

年下くん「今度の休みの日、会社の人とボーリング大会あるけど、やっぱりちーこぶさん行かないんですか?」

ちーこぶ「あ、はい、今回は、遠慮しようと思います…」

 

実は趣味のマラソンの練習のし過ぎで、今左のお尻から太ももにかけて疼痛がある。だいぶ痛みは引いたものの、まだ少しだけ歩く時、左脚びっこ引いてる。多分肉離れ。打ち身をしたわけでもないのに、左側面上部の太腿が大きく内出血している。

 

年下くん「別にボーリングはしなくても、観戦とかだけでもいいんじゃない?とか思ったけど…それじゃつまんないかなぁ…」

ちーこぶ「ありがとう、でも大事をとって休むよ。」

 

全くよくわからない青年である。一緒にいたいんだか、いたくないんだか。そんな年下くんの言動に一喜一憂する大人気ない私。

それから1時間ぐらい、他愛のない話をして電話を切った。年下くんが「うんこする」と言い出したから。そこは、ガキだな、やっぱり。

 

 

以上が、事の顛末でした。

とりあえず、ホッと安堵しました。また、以前と変わらない日常が続いていくのだと思う。

 

けど、今回の件を通して私なりに考えた事もある。

 

 

続く。(まだ続くのか!笑)→→→こちら

 

 

ちーこぶ