cheekob's diary

元・ゲロ高学歴ニート「ちーこぶ」のブログ。あとノンケだけど女もいける、元レズビアン風俗です。

家族が解体した後に。自然となるように、なる。で、父は「家族生活」には向いてなかったね。

こんにちは。

元・ゲロ高学歴ニートこと、ちーこぶです。

 

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※一部、以前書いた記事と内容が少しダブるので、気になる方は前回のもご覧くださいませ。

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そういえば、ふと思ったんですが、

両親が、熟年離婚して、もう10ヶ月ぐらいになるというのに、

父から、一切連絡がない。

一連の出来事は、すべて母から聞かされた。わざわざ遠方から私のところまで赴いてくれて、色々と事実を知り、今に至る。

 

母は、離婚以来細々と仕事をしながら、小さなアパートで暮らしている。

兄は、近々結婚が決まり、すでに実家を離れている。

私は一人暮らししてもう数年になる。

今、家族4人で住んでいたはずの家は、父しかいない。

 

父と母の婚姻関係が終了し、うちの家も「家族」という形が解体された、というか、溶けたというか、「家族!」という枠組みのように無理につなぎとめておくものがなくなった。婚姻関係がなくなったというのは大きい。

流出した「家族」はどうなるかというと、これが意外と自然な形に収まる。

なるように、なる。

 

私と母は、少し距離が近づいた。あんまりベタベタした関係には戻りたくないけれど、私は母の第2の人生を応援すべく、旅行計画を立てたり、たまに電話したり、あとは色々な病気を併発している母の家を訪ねたりと、お互い「母」と「娘」というよりは、一人の大人の「女」どうしの付き合いのように、互いを尊重しあえるような関係になりつつある。私としては、これからどんどん好きなことや興味あることに挑戦していってほしいと、心から母を応援している。

 

兄との関係は、なぜか良くなった。

元々、あまり仲は良くなくて、連絡先も知らないくらいだったけど、離婚して独り身となった母が、結構やばい病気を持っているのを一応兄と共有した方がいいと思って、連絡を一度だけとった。離婚した上に病気も併発だなんて、なんかお母さんかわいそうだ、でも私と兄は、そんな母の残りの人生を母が楽しく好きなように生きていけるように、応援していこうということで、落ち着いた。

相変わらず、連絡は全然とってないけど、何かあったらお母さんのために一肌脱ごうね、くらいに意気投合して、互いに母の幸せを願っていることには変わらないことが、わかり、なんか、お、兄貴頼れるじゃん、となんとなく絆を感じるようになった。

ずいぶん年上の女性と結婚して、しかも向こう子連れだけど二人とも養ってあげている兄を尊敬する思いも生まれた。

 

父とは疎遠になった。

離婚したと母から聞かされた時、私、薄情かもしれないけど、ふと

「ああ、もうあの家とは縁遠くなるね…」

としみじみ思った。実家が一瞬にして過去のものになってしまった。

もともとこっち出てくる時に、ニートの自分と訣別すべく、実家にあった自分のものは跡形もなく全て処分してきたので、もう帰る理由が本当にない。

そして、父からは離婚についての話も一切連絡がこない。いまだに来ない。

今あの家には父一人しか住んでいない。きっと、やっと手に入れた一人の時間、すごく満喫しているんだろうな、となんとなく父の気持ちがわかった。

父との楽しい思い出がないわけじゃない、してもらったこともたくさんある、ちゃんと覚えている。

でも、それでもね、何か子供ながらに父は家庭生活には向いてない人だったな、と思うんですよ。

大手企業の中間管理職を40代半ばでやめて、以来就職はせず、家計が苦しい時も我関せず、という感じだったし、自営業にはなったものの、家族を支えるという発想はなかった。趣味程度に稼げればいいや、という感じで、家庭にお金は入れないし、家事は一切やらないし、代わりに趣味で庭いじりやったり、学生時代好きだった物理学の本読んでみたり、なんか木で工作したり、時にはアニメのアイドルにはまってたり、いまだに中学時代の同級生に会いに行ってみたりと、なんか、「家庭人」ぽくなかった。子供のまま、大人になってしまった人のように思えた。

父は生命保険とかにも一切入ってないし、「俺は子供には一切財産は残さない」と豪語していた。(でも、そもそも途中で人生をドロップアウトした父に残せるお金もないよね)

命をいただいたことや、育ててもらったことは感謝してる。

でも、なんで結婚して、子供作ろうかな、と思ったのかは本当にわからない。

子供ながら、正直、「父親というか、家庭人の役割」向いてなかったよね?と思った。

だから、そんな人がさ、子育てしたり、家庭をもったりするのって、大変だったと思うのね。正直、不満もいっぱいあるよ、ありすぎるくらいあるけど、でも、もう向いてなかったのなら、仕方ないよね?よく頑張ったよね、って思うわけです。なんだったら父も、自分の何がよくなかったのか、わかってないんだと思う。俺のどこが不満なんだ!って心底思っていると思う。

もしかしたら、父はもう「父」じゃなくなってしまったかもしれない。「妻」も「息子」も「娘」も実家には寄り付かなくなったけど、でも、その生活がすごく充実してて楽しいんだと思う。娘からしたら、悲しいけどね、でも、もうしかたないよね。そういう人なんだもん、っていう。

 

家族という枠組みが崩壊すると、自然とつながるものはつながり、離れるものは自然と離れていくようです。

 

私も今は、なんだか父と会いたくなくて、距離を置いているけど、でもいつか会える日が来るんだろうか。娘や息子や妻がいない方が、人生楽しんでいる正直な父を少し恨みがましく思いながら、こんなことばっかだから、私は結婚から縁遠いんだ、あれでも兄は結婚したな、なんだこれおい、と取り留めもないことを考えるちーこぶです。

 

 

ちーこぶ